酔拳の演武について

まず、酒が入った席で、酔拳の演武を依頼されるのは、今回の場合、非常にまずかったと思う。

  1. 事前に演武をやって欲しい等のお話が何もない。
  2. 当会の生徒等直接の関係者が誰もいない。
  3. 場所が外からオープンのカフェラウンジのような場所で、和室のように仕切られてるわけでない。
  4. 初対面の人が多く、名前、年齢、現住所等殆ど不明。
  5. 中国武術の概要を知る人が独りもいない。酔拳、と太極拳(しかも本物の実戦太極拳を知らず、まして見た事がない人が殆ど)
  6. ジャッキーチェンの酔拳の「酔えば酔うほど強くなる」と言うのは受けを狙った映画用の文句であり、実際は飲んだら「気」も乱れ、明らかに不利と言える。
  7. 今の私の中国武術における専門は八卦掌太極拳であり、昔やった酔拳だけをリクエストされてもあまり嬉しくはない。八卦掌太極拳を演武して、おまけで酔拳ならAcceptableだ。

でも、結果的に結構受けてたので、複雑な気分なのは私だけか?